初凍結。

日本スタッコ ブログ担当の村上です。

先日のふたご座流星群、ご覧になりましたか?
1時間ほど空を眺めていたところ、10個以上流れていく星を観察できました。
ひゅーっと落ちていく流星は儚いですが、神秘的な煌きを見せてくれました。

星がきれいに見えたということは、気温もぐんと落ちた翌朝。
スタッコの外にある水道管が凍りました。。。

滋賀に移り住んでもうすぐ1年。滋賀で水道管が凍るなんて思いもしませんでした。
北国では「今夜は水道管の破裂にご注意を!」などと
天気予報の中で知らせてくれるのですが、滋賀では聞いたことが無く。
幸い水道管は破裂せず、やかんにお湯を沸かして融かしました。

本格的な冬が到来していますので、皆様も運転や水道の凍結には十分にご注意を!

さて、日本スタッコの来年の営業日カレンダーができあがって参りました。
PDFデータにてダウンロード可能ですので、ぜひお使いください!
表面はカレンダー、裏面には日本スタッコの製品一覧を載せましたので
ぜひぜひ両面印刷(もちろん片面印刷でも!)にてご使用くださいませ。

今年もあと少し。寒さに負けず、社員一同笑顔で乗り切るぞー!

こんなところにグラウト材

日本スタッコ ブログ担当の村上です。

寒くなってきたと思ったら、先週は立冬だったのですね。
お昼間はぽかぽかと暖かいのに、朝晩の冷え込みはやはり冬。
季節の変わり目、どうか皆様ご自愛くださいませ。

さて「こんなところにグラウト材」のタイトルでお送りする今回。
「グラウトってどんなところに使われているの?」
というご質問に回答していきたいと思います。

前回の記事「流れるセメント材」でグラウトがどんな材料かを紹介しました。
今回の現場は、壁の増し打ち。
でも壁全部がコンクリートというわけではありません。

既設梁と新設コンクリート壁の間の部分がグラウト材です。
「どうして全部コンクリート壁で作らないの?」と疑問に思いませんか?(思って欲しい!)
では、実際に壁がどうやって出来上がっていくかを
日本スタッコに実際に建てた試験壁にてご説明します。

①コンクリート壁は鉄筋を組んで

②鉄筋のまわりには、コンクリートを流し込む為の型枠を設置し

③そこにコンクリートを上から流し込み

③天板面をコテで均してなるべく平滑にして、硬化を待ちます。

④型枠を外して、試験壁ならこれで完成!

でも、現場は壁の増し打ち
梁の存在、忘れていませんか?そうです。増し打ちなので、既設の梁があるのです!
増し打ち壁でも今と作り方はほぼ同じで、型枠を作って上からホースで流し込みます。
床から梁まで全部コンクリートを流し込んで、収縮しないならばグラウト材は必要ありません。
コンクリートは必ず収縮します。そうすると梁と壁に隙間ができてしまい困ります。

そこでグラウト材
梁から20~50cm控えてコンクリートを打設し硬化させます。
グラウトを流し込む為、既設梁とコンクリート壁の隙間に型枠を組み充填します。
もちろん既設梁、既設柱、新設壁、グラウト材が一体化するよう鉄筋も入っていますよ!

実際の写真はこちら↓(鉄パイプの中をグラウト材が通っています)

グラウト材を入れたとしても収縮したら意味がないのでは?と思われた方、するどい!
でも、ご安心を。JSグラウト無収縮材料ですから、梁との隙間にもお使いいただけます。
グラウトが固まれば型枠を外して、新しい壁が完成しました。

これはグラウト材の使用方法の一例です。壁と梁の間の他にも
構造物の基礎やアンカーボルトを固定したりなどの用途があります。

カタログダウンロードはこちらからどうぞ!

最後の同潤会アパートメント

日本スタッコ 東京営業担当 福岡です

先日のニュースで、現存する最後の同潤会アパートメント(上野下)が
解体されると知りました。
同潤会アパートメントとは、1923年に起こった関東大震災被災者への
救護を目的として財団法人「同潤会」が建設したアパートメントの総称です。
当時の近代日本の産業技術を集めて建てられた建物は、
現代の都市生活の基礎になったとされています。

この建物の外壁仕上材には、「リソイド」という材料が施工されています。
この材料は、満州鉄道の関連会社である南満鉱業社が製品化したものです。
日本スタッコの会社創業者は、満州鉄道に関連した南満州工業専門学校で
中国大陸に入ってきた西洋建築の材料などの研究を行っていました。
その経験を生かし、同社の内装仕上材「スタッコマンチュリア(満州のスタッコ)」の
開発に携わっていたと思われます。
日本引き上げ後、製品名にちなんで「日本スタッコ」という社名にした歴史があります。
時代の流れで仕方の無いことかもしれませんが「リソイド」仕上げの
同潤会アパートが無くなることは寂しいですね。

日本の漆喰が、左官職人の歴史であるように、
「リソイド」は、日本近代化で生まれた左官材料メーカーの歴史なのです。

流れるセメント材 JSグラウト

日本スタッコ ブログ担当の村上です。

「グラウト」ときいて、どんな材料かイメージできる方は少ないのではないでしょうか?
記事の題名には「流れるセメント材」と書きましたが、セルフレベリング材(SL材)ではありません。
SL材も流動性をもちますが、床面やべた基礎・布基礎等に使用する材料をさします。

グラウトとは、隙間や割れ目をふさぐために注入する流動性の液体のことで
セメント以外の材料種類もあります。
日本スタッコには「JSグラウト 一般用」がラインナップされています。

実際に試験室で練った画像がこちら↓

ビーカーから水のようにさらさらと流れ落ちていく様子が、おわかりいただけるでしょうか?
では、流れないセメントの断面修復材はどのようなものかというと・・・


これは、50φの塩ビ管に断面修復材を詰めて型抜いたものです。
形が崩れることなく、しっかりと円柱の姿を保っています。
こういった材料はコテ塗りが可能です。
同じことをJSグラウトで行うと・・・


約200mm広がりました。


こんなにサラサラなので、コテで塗ることはできません。
JSグラウトは流し込みまたは、ポンプを用いて充填を行っています。

現場写真は営業さんからのとっておき写真を別の機会にご紹介しますね。

現場で役立つ計算法~その2~

日本スタッコ ブログ担当の村上です。

9月に入っても暑いなぁと思っていたのですが、朝夜は涼しくなりましたね。
日も短くなりましたし、少しずつ夏が秋に変わろうとしています。

さて、前回の記事で出題した問題、考えていただけたでしょうか?

Q.スタッコプライマー#3の4倍液を作るには
原液1に対して、希釈水はどれくらい必要でしょうか?

 

A.原液1に対して希釈水3倍 が正解となります。

「簡単だった!」と思われた方、「勘違いした!!」と間違った方
それぞれおられると思います。

考え方は、原液1に対して希釈水を▲倍液になるまで足すとよいです。
1倍液→原液1+希釈水0
2倍液→原液1+希釈水1
3倍液→原液1+希釈水2
4倍液→原液1+希釈水3

じゃあ、100倍液は?!もう、おわかりですね。
原液1+希釈水99です。

ではもう1問。
Q.樹脂固形分45%のスタッコプライマー#3 1Lを10%にする希釈水の量は?

A.3500mL

考え方・・・小学生で習ったような「食塩水」の問題のように
方程式を立てられればもちろん解けます。
ただし現場で計算を書いて、というのも難しい。
暗算が求められますよね。

暗算方法・・・(濃い濃度%-薄い濃度%)×濃い濃度の重さg÷薄い濃度%

具体的には、(45%-10%)×1000g÷10% =3500g(希釈水の量)

となります。
上の計算式を覚えておけば、簡単な計算なので暗算でもできそうです。
現場では▲倍液の方がよく使うので、参考までに(お子さんの勉強にも?!)
覚えていただけると便利かもしれません。

現場で役立つ計算法~その1~

日本スタッコ ブログ担当の村上です。

弊社は下地調整材メーカーですが、その前に塗る吸水調整材も取り扱っております。
カタログはこちら↓クリックすると別窓でPDFが開きます

各種下地調整材の仕様書には「3倍液でご使用ください」や
「5倍液を塗りつけてください」等の希釈倍率が記載されております。

そこで問題です。
スタッコプライマー#3の4倍液作るには
原液1に対して、希釈水はどれくらい必要でしょうか

ヒントは2倍液を最初に考えること。
それを基準に4倍液を考えてみてくださいね。

簡単に思えますが、4倍液を作ったつもりが勘違いで
実は3倍液だったり、5倍液だった・・・なんてことも?!

次回、解答記載と共に
「45%のスタッコプライマー#3を10%にする希釈水の簡単な計算方法」を紹介します!

試験壁完成!

技術部・開発担当の吉成です。

当社のグループ会社である菊水化学工業では、タイル剥落防止を目的とした

「ウェブフォーム工法」を取り扱っています。

⇒ http://www.kikusui-chem.co.jp/news/pdf/webform_20120731.pdf
(クリックすると別窓でPDFファイルが開きます)

「ウェブフォーム工法」とは、予め型枠に特殊な立体網目繊維シートを貼り付け

 

 

コンクリートを打設する工法で、型枠を取り外し後に

繊維シート状のタイル下地面が形成されます。

この毛羽立った繊維シートが下地面となり、タイルモルタル面に機械的な連結を付与し

タイルの剥落を防止させる効果があります。

この工法の検証で、当社の敷地内に試験壁を作製しました。

先日、本職の方に二丁掛けタイルを張付けて頂きました。

 

そして、下記のような重厚な壁が完成しました。

暫くは、屋外曝露を継続する予定です。

当社にお越しの際は、是非ご見学ください!

JCI広島大会参加

日本スタッコ ブログ担当の村上です。

梅雨明け、まだかな?と思っていた矢先、
本日気象庁より近畿地方は梅雨明け発表がありました。
いよいよ夏本番。皆様、熱中症にはくれぐれもご注意くださいませ。

さて、タイトルのJCIとは「(社)日本コンクリート工学会」の略称で
年に1度、コンクリートに関係する企業が集まり、新製品や新製法などの展示会が催されます。
今年は広島で開催され、7/4~6の3日間、グループ会社の菊水化学工業のブースで
スタッコベースネット工法の展示をさせていただいておりました。

どんな工法かと紹介させていただく前に、次の写真をご覧ください。
タイルの接着力試験を行った後の試験体画像なのですが・・・

あれ?と思われませんか?鉄製のアタッチメントが、まだタイルにくっついたままなのに
タイルが壁面から落ちていないのです。手で押さえているわけでもありません。

ベースネット工法はコンクリート下地面に、ベースネットを先に貼り付け
その上からタイルを貼るという工法です。
この工法の特長は、なんといってもベースネットの繊維がタイル貼付け材に絡みつき
連結効果が得られてタイルの剥落を防止するということです。
イメージはこのような感じです↓

少しでも興味をもたれた方は、ぜひカタログをご覧くださいませ!
使用方法など詳しいことをお知りになりたい方は、お問い合わせフォームよりお気軽にどうぞ!

混練不用のセメントモルタル?!

技術部・開発担当の吉成です。

日本スタッコは他が思いつかない又は真似できないような発明が得意です。     

マグネシアセメント系の純白な壁材・床材、手摺支柱固定用の特殊ポリマーセメントグラウト材
特殊加工した不織布を用いたタイル剥落防止工法など…                                  カテゴリーはバラバラですが、かゆいところに手が届く、ちょっとニッチな製品・工法です。

そして新たに、これまでの常識を覆すセメントモルタルを発案しました。
それが、「混練不用の敷きモルタル」です。

セメントと言えば、予め水で混練りして使用するのが当たり前ですが
この製品は床面に専用の下地処理剤を設置し、その上にセメント系粉体を敷くだけで固まります。
また、タイルやパネル等を張付けることも可能です。

①専用下地処理剤を撒く

②セメント粉体を敷く

③混ぜずに表面を均す

 ④パネルの張付け

⑤加圧して完了

これだけで固まってしまうんです!!!

 

既に特許は出願済みです。

あとは売れるかどうか…、乞うご期待ください。

どんな所もDIY ~仕上げ工程~

日本スタッコ ブログ担当の村上です。

「工場前の段差をなくし、リフトを安全に通過させよう」

という前回の「どんな所もDIY ~前準備編~」の続きで今回は仕上げ編です。

ガタガタな表面をモルタルで滑らかに仕上げていきます。

写真の中、コテで仕上げているのは

スタッコの福岡常務。

普段は東京で営業活動をしています。

常務の左側、濡れ色部分が施工後。

右側の白っぽい部分は未施工です。

実は常務、コテ作業が大好き!

スタッコ事務所建屋の階段の壁や更衣室など、常務が施工して仕上げているのです。

これも写真付きで紹介したいなぁと考えていますのでお楽しみに!

ガタガタな表面もきれいになり、残るは坂の一番下、地面との境界部分。

ここの段差も綺麗に埋めれば、リフトが安全に通れる工場出入口になります。